日本の各地に残る伝統木造住宅は
地域ごとの風土、文化、生業に深く関係し
個性となって人々の暮らしに寄り添い親しまれてきました。

しかし昨今、それらは老朽化による建て替えや取り壊しで年々その数を減らしています。

意匠に優れたもの、景観が優れているもの。
さまざまな魅力をもった住宅が姿を消すことで、町の個性も徐々に失われていきます。

HOUSE HOTEL PROJECTは
伝統的な建物の改修及び活用を行なってきた「紀寺の家」と
日本の工芸再生を使命とする「中川政七商店」が
伝統的な家を大切に守ることを目的とした協同プロジェクトです。

紀寺の家 代表 藤岡俊平
中川政七商店 十三代 中川 淳